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デロイト トーマツ、ユニ・チャーム、NTTドコモビジネスが、GXフューチャー・リーグにおいて「生活用品の環境価値と市場性の両立によるグリーンエコノミー形成WG」を設立

生活用品分野におけるグリーン市場の創出を目指して、環境価値の可視化と信頼性担保の仕組みづくりを推進。趣旨に賛同する企業・団体の参加を募集

ニュースリリース

デロイト トーマツ グループの合同会社デロイト トーマツ(代表執行役:鹿山 真吾、以下「デロイト トーマツ」)は、ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久、以下「ユニ・チャーム」)、NTTドコモビジネス株式会社(代表取締役社長:小島 克重、旧 NTTコミュニケーションズ株式会社、以下「NTTドコモビジネス」)と共同で、「GXフューチャー・リーグ」の枠組みにおいて、「生活用品の環境価値と市場性の両立によるグリーンエコノミー形成ワーキング・グループ(以下「本WG」)」を設立し、趣旨に賛同する企業・団体の参加募集を開始したことをお知らせします。

本WGでは、生活用品分野において温室効果ガス(GHG)の排出削減や資源循環に取り組む企業のGX投資が、消費者に適切に評価され、グリーン製品の持続的供給が可能となる「グリーン市場」の創出を目指します。さらに、製品の材料調達から製造、販売、回収、再資源化に至るサプライチェーン全体でGHG排出削減を推進する「グリーンエコノミー」を形成し、企業努力による環境価値を可視化し、その信頼性を担保する仕組みの具体化を推進します。

本WGの趣旨に賛同いただける企業・団体の参加を、業種や規模を問わず広く募り、産業界全体の取り組みとして展開することで、持続可能かつ実効性の高い仕組みの構築を目指します。

*本WGの設立および参加募集に関する詳細は、GXフューチャー・リーグ公式Webサイトの記事をご参照ください:2026年度GXフューチャー・リーグ「ワーキング・グループ」の活動として、6つの WG を組成いたしました

 

本WGでの検討内容

本WGでは、主に以下の論点について議論を進めます。

課題抽出と対応施策の検討
消費財をはじめとする軽工業を中心に、中小・中堅企業も含めたサプライチェーンの中間に位置する加工や製造などの事業者が、グリーン市場の形成と健全な経済活動を両立するために解決が必要な課題の抽出と対応施策の検討を進めます。

環境価値の定義・可視化と信頼性担保
製品単位での環境価値を定義・可視化し、根拠のない環境訴求(グリーンウォッシュ)を防ぎながら、消費者へ的確に訴求する方法を検討します。さらに、第三者による評価を取り入れるなど、信頼性担保の仕組みについても検討します。

一次データ連携の検討
本WGのもとに「環境価値データ流通・社会実装サブ・ワーキング・グループ(以下、SWG)」を設置し、軽工業分野におけるサプライヤーとメーカー間の一次データ連携の実現可能性についても検討を深めます。

本WG・SWGの概要

WG名称

生活用品の環境価値と市場性の両立によるグリーンエコノミー形成WG

目的

各社のGXの取り組みが企業価値向上につながり、かつ多様なステークホルダーとの共創による多面的な価値創出を目指すため、グリーン市場の在り方と具体的な実現方策を検討する

主な検討内容

  • 環境価値の信頼性担保スキームの構築に向けた具体的アプローチおよび実証案の提示
  • 多面的な価値を発揮するグリーン市場の将来像および形成方向性の策定
  • 社会全体での一体的なGHG排出削減に向けた消費者の巻き込み方針の明確化

運営幹事

ユニ・チャーム

 

SWG名称

環境価値データ流通・社会実装SWG

目的

2025年度に整理したデータ流通の実現に向けた課題や社会実装方法案を踏まえ、より具体的な運用に移すための共通ルール・実行体制を検討する

主な検討内容

  • グリーン市場創出のために流通させるべきデータ項目と流通方法の整理
  • データ流通の実践に向けた業界共通ルール、ガイドライン素案の策定
  • データスペースを含めた要素技術の社会実装に向けた運用体制、ビジネスモデル、推進母体の検討

リーダー企業

NTTドコモビジネス

 

各社の役割

ユニ・チャーム株式会社
本WGの幹事企業として、日用品・消費財分野における事業活動で培ってきた排出削減や環境価値の可視化などの知見を生かし、WG全体の進行・運営、および成果物のとりまとめを担います。

NTTドコモビジネス株式会社
データ流通に関する専門的知見を生かしてSWGのリーダーを務め、論点の整理および成果の取りまとめを中心に、SWG全体を主導します。

合同会社デロイト トーマツ
サステナビリティやGXに関する幅広い知見と多様な企業支援実績、特に製品単位の環境価値の定義、データ利活用の仕組み設計、企業間連携の在り方など、企業が自らの価値をグリーン市場で発揮するための支援実績を生かし、本WGおよびSWGにおける議論の整理・推進を担います。
 

本WG設立の背景

本WGの前身である昨年度の「中間排出事業者を通じたグリーン市場創造検討WG」では、GHG排出削減による環境価値だけでは消費者の購買行動につなげることは難しく、資源の安定調達や経済安全保障にも資する資源循環の価値も含めて市場を形成することが、企業の経済価値向上の観点からも重要であることが示されました。また、社会実装に向けては、対応策の優先度付けと具体化を進めることの重要性も示されました。本WGはこれらの示唆を踏まえて、市場形成に向けた検討を具体化するものです。
 

今後の展開

本WGおよびSWGでは、得られた知見を基に、次年度以降の実証を見据えたガイドライン策定や実運用ルールの検討を進めます。これにより、環境価値データの安全かつ効率的な流通と、その価値が市場で適切に評価される仕組みづくりを推進し、サプライチェーン全体でのGX推進およびグリーン市場の形成に貢献します。
 

GXフューチャー・コンソーシアムおよびGXフューチャー・リーグについて

GXフューチャー・コンソーシアムは、脱炭素社会の実現に向けたグリーン・トランスフォーメーション(GX)等に関する円滑な資金供給と需要創出に向け、ルール形成、情報発信、調査研究等を行う官民連携のプラットフォームです。その主要な活動の一つであるGXフューチャー・リーグは、企業を起点としたGX需要創出やルール形成を官民で進める場として、業種・業態や排出量の多寡にかかわらず、多様な企業・団体が参画し、ボトムアップ型の課題解決を通じてGXの社会実装をリードすることを目指しています。

*GXフューチャー・コンソーシアム公式Webサイト:https://gx-future-consortium.go.jp/gxfl-general/

製造業を例に、製品・顧客・売上・社員・部署などの概念、属性、関係、制約を複数ドメインにまたがって結び付け、業務知識を構造化して表現するオントロジーの例