お知らせ
デロイト トーマツ グループの一般財団法人デロイト トーマツ ウェルビーイング財団(東京都千代田区、代表理事:纐纈 和雅、以下DTWB)は、“個人と社会”、“個人と地球環境”のWell-beingの向上に貢献することを目指し、第5回「コレクティブ・インパクトによる社会課題解決の推進」助成事業の助成先公募を行い、このたびDTWB理事会における厳正な対話審査の結果、応募総数128件の中から10件の助成先を決定しました。2025年12月16日(火)に助成先となる共同体への助成金贈呈式を実施する予定です。
(助成枠・部門ごとに代表団体名で50音順)
※ 2025年12月17日 共同体名に一部誤りがあり、修正をいたしました
助成先一覧はこちらのPDFをご覧ください [5.45MB]
今回で5回目となりましたが、本助成事業は、立上時のコンセプトを堅持し、個人と社会、そして地球環境のWell-beingの向上に資する課題解決を担う事業・活動を対象に、NGO/NPO等から成る共同体がデロイトトーマツグループから輩出する伴走者と協働し「コレクティブ・インパクト」の実現により課題解決の実現を目指す取組みを応援するものと意義づけています。
助成先の選定にあたっては、①DTWBの設立趣旨ならびに活動内容との親和性、②中長期での事業遂行力、③コレクティブ・インパクトの実現性の3つの軸を重視しました。
また、惜しくも助成先団体とならなかった団体も含めた応募団体が今後の活動で「コレクティブ・インパクト」を生み出していくために、デロイト トーマツ グループに所属する伴走者とマッチングを行い、DTWBの助成事業の特徴である伴走型支援を行います。
当財団の主力事業であるWell-being助成の助成先選出を無事に終えられたことに安堵しています。おかげさまで、回を重ねるごとに多くの団体からご応募をいただいており、この第5回では過去を更新する125の応募をいただきました。多岐にわたる分野・領域で社会課題に取り組まれている団体・組織の方々から高い関心を寄せていただいていることの表れと有難く思っております。
選出することに苦悩を感じながら最終的に10の共同体を助成先として選出させていただき、うち3つが連続、7つが初の選出となりました。連続の共同体にはさらなるインパクトへと膨らむ期待があり、初選出の共同体には新たな取組みへの大いなる期待を寄せています。
当財団の助成事業は「コレクティブ・インパクト型助成」を掲げており、資金に加え、デロイト トーマツ グループメンバーが伴走者としての参画を通じて、協働型社会課題解決のノウハウを助成先団体様に注がせて頂くことで協働をより促進し、コレクティブ・インパクトの実現に寄与することを意図しています。『コレクティブ・インパクト型助成が協働型社会課題解決に不可欠な助成のスタンダードとなる』ことを目標に邁進していきたいと思っております。
来年も多くの共同体の皆様からご応募を頂けることを楽しみにお待ちしております。
デロイト トーマツ ウェルビーイング財団は、社会課題解決を通じて公益の増進をけん引することで、より一層の社会価値の創出に貢献することを目的に、2021年6月より活動を開始しました。
人のウェルビーイングの向上に繋がる教育・スキル開発・就業機会創出に加え、その基盤にある地域課題解決支援、災害復興支援、途上国支援、スポーツ交流支援、人権問題解決支援、Diversity, Equity & Inclusion推進支援、環境問題解決支援、及びその他の公益の増進を図る事業に対する寄付、助成事業、社会課題解決事業を行っていきます。
デロイト トーマツ グループが目指す「Well-being社会」は、一人ひとりを起点とする個人のレベル(Personal/パーソナル)、私たちが属する地域コミュニティの集合体である社会のレベル(Societal/ソシエタル)、そして、それらすべての基盤である地球環境のレベル(Planetary/プラネタリ―)の3つのレベルで構成されると捉えています。
また、これら3つのWell-beingは同時に高めていくことが求められており、人とひととの相互の信頼と共感が起点となり、構築できるものと考えています。
本助成事業に関するお問い合わせ
デロイト トーマツ ウェルビーイング財団 事務局
Tel: 03-6860-3300(平日9:30-17:30)Email: dtwb_wb@tohmatsu.co.jp