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欧州を中心とした建設・不動産業界でのサステナビリティの潮流

建設・不動産業界では、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー、ネイチャーポジティブの同時実現が求められている。本レポートでは、建設・不動産業界におけるサステナビリティのグローバルな潮流を紹介しつつ、日本企業が取り組むべき課題とビジネス機会を考察する。 

日本語版発行に寄せて 

本レポートは、デロイトの各国メンバーファームが寄稿した建設・不動産業界におけるサステナビリティ関連の論考集の和訳版となる。建設・不動産は地域性の高い業界であるため、日本と海外各国の対比から得られる示唆も多いと考える。そのため、日本語版として、サステナビリティ課題を環境面からカーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー、ネイチャーポジティブと分類し、日本のコンサルタントによる「日本の視点」を掲載している。これら3領域は相互に関連・影響し合うものであり、サステナブルな社会に向けた「同時実現」が求められる。カーボンニュートラルはもとより、施設・インフラ整備などでの大量の資源利用や自然環境への影響を与える建設・不動産業界はサーキュラーエコノミー、ネイチャーポジティブと密接であり、貢献可能性・ビジネス機会も大きいと考えられる。

本レポートが日本の建設・不動産業界におけるサステナビリティテ領域の取り組みを検討するうえでの参考となれば幸いである。
 

上杉 利次
パートナー
合同会社デロイト トーマツ

環境面でのサスティナビリティ課題の分類の図

目次

  • 日本語版発行に寄せて
  • 日本の視点
  • エグゼクティブサマリー(原著)
  • 戦略としてのファイナンスとサステナビリティ
    • CSRD:フランス不動産業界における生物多様性促進の可能性
    • コンプライアンスを超えて:不動産ポートフォリオでのサステナビリティ再考
    • 金融サステナビリティとグリーンファイナンス
  • 資源効率とイノベーション
    • 持続可能な建築資材とサーキュラーエコノミー
    • サーキュラーエコノミーの導入:マテリアルリユースによる持続可能な内装工事
    • 老朽化した都市型ビルの適応、再利用、再生
  • レジリエンスと地域社会への影響
    • 持続可能な都市開発における社会的インパクトの創出
    • インフラのレジリエンスのためのAI
  • 問い合わせ先  

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