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グリーンビル認証を活用したESG経営の高度化

投資家が求める非財務情報の因果を描き、経営と現場をつなぐ不動産のESG対応

価値向上に資するグリーンビル認証の要点を、実務の進め方と併せて整理。Deloitte×Longevity Partnersの共同セミナー内容をもとに構成。

セミナーを起点にした実践知の集約:ESG経営推進と認証取得実装

デロイト トーマツとLongevity Partnersの共創

本コンテンツは、共同セミナー「ESG経営の実践に向けたBREEAM認証の活用」開催時の発表原稿を踏まえ、企業価値向上に資する不動産ESGとグリーンビル認証の要点をまとめたものです。ESG経営を次のステージへ導く具体解と、情報開示から企業価値向上まで一気通貫で進めるためのヒントを、ダウンロード資料で詳しく紹介します。

日本企業のESG経営とその課題

企業が直面するESG経営のサイロ化現象

現在、多くの日本企業は以下のような課題を抱えています。

  • 経営と現場の縦割り構造(ESG目標が現場に届かない/現場は業務で手一杯)
  • 認証選定・活用への迷い(どれを選ぶか、戦略との紐付けが不明)
  • ESG評価機関への適切なアピールが困難(認証取得が評価にどう効くか不透明)
  • 不動産ESG情報の一元管理不足(データ散在・集約できない)


ESG経営と不動産管理の現場をつなぐ3ステップ

鍵となるのは、企業ESG経営と不動産ESG対応を表裏一体で設計・推進することです。1.現状分析・課題抽出 2.施策の設計・実行 3.成果検証・外部発信という3つのステップで、統合報告やサステナビリティレポートの開示と現場の不動産ESG対応の実装を連動させます。認証要件のギャップ分析から実行プランの策定、現場での施策実行と効果的な開示までを一体で進めるアプローチを、具体的な進め方とともに提案しています。

 

図 企業ESG経営と不動産ESG対応が表裏一体となるアプローチ

現状分析・課題抽出、施策の設計・実行、成果検証・外部発信という3つのステップで、統合報告やサステナビリティレポートの開示と現場の不動産ESG対応の実装を連動させる。

出所:合同会社デロイト トーマツ・Longevity Partners株式会社 2026 グリーンビル認証のススメ

価値創造ストーリーと共通KPI:マテリアリティ起点の因果パス

投資家が求めるのは、非財務・ESGの取り組みと企業価値の因果の明示です。本資料では、マテリアリティを起点に価値創造ストーリーを描き、6つの資本の拡充と財務KPIに接続する因果パスの考え方を提示しています。不動産ESGや外部評価の向上施策もそのストーリーに組み込み、共通KPIで計測・説明することを提案します。企業評価向上や不動産認証取得などのアウトプットが、6つの資本の増強(アウトカム)と企業価値・財務KPIに接続する因果を、マテリアリティ起点で描くこととなります。


図 価値創造ストーリーによる因果パス

本資料では、社会・関係資本、製造資本、自然資本など、6つの資本の拡充と財務KPIに接続する因果パスの考え方を提示。

出所:合同会社デロイト トーマツ・Longevity Partners株式会社 2026 グリーンビル認証のススメ

課題解決法としてのグリーンビル認証

英国発世界最古の不動産認証:BREEAM認証の活用戦略

本資料はBREEAM認証を有力な選択肢として位置づけています。評価項目を自社のESG評価項目とマッピングし、重複やシナジーを特定することで、無駄のないデータ収集・開示と認証取得を実現します。BREEAM認証は環境面に強みを持ちながら、マネジメントや健康・福祉といったS/G関連領域も包含しており、整合的な運用が可能です。さらに、EU/ASEAN等のタクソノミーとの整合やGRESBでの高評価、既存建築を評価するBREEAM In-Useの柔軟性と現場検証に基づく信頼性といった特長も紹介しています。

 

図 BREEAM in Useの環境性能チェック項目

BREEAM in Useの環境性能チェック項目には、健康とウェルビーイング、エネルギー、交通、水など、9つのチェック項目がある。

資料:合同会社デロイト トーマツ・Longevity Partners株式会社 2026 グリーンビル認証のススメ

実行フェーズと支援体制:不動産認証の選定から更新・開示まで

デロイト トーマツは、ターゲット物件と認証の選定、達成可能レベルの診断、物件別ロードマップと投資回収計画、申請・更新に必要なエビデンス整備まで一気通貫で伴走します。取得後は社内外説明・PR、ISSB/TCFD、CDP等の開示、M&V・外部保証対応、デロイト トーマツのオペレートサービスを利用したデータ運用まで、開示と現場実装の両面を包括的にご支援します。

 

不動産ESG戦略策定と実行支援のための推進方法

インプット

現場と経営の統合思考による現状ベースライン確定と優先度付け

  • 基準年・基準値の確定
  • 6資本・財務的重要性×インパクト重要性の二軸評価でリスク/機会特定
  • 不動産ポートフォリオの棚卸
    • 用途/築年/原単位/気候リスク
  • 認証ターゲット/適用基準の設定
  • 統合報告との対応表(クロスウォーク)作成
  • 長期目標と整合したKPI案・責任部署

活動

ガバナンス・資源配分・業務設計への統合

  • 役割と決裁ゲートの明確化(取締役会の監督含む)
  • 投資評価基準を統一(回収年/IRR/内部炭素価格)
  • 調達・設計・運用標準とグリーンリース/環境条項
  • データ基盤とMRV(計測・報告・検証)/外部保証方針
  • 年間の認証計画を策定

アウトプット(経営力の向上)

物件別ロードマップの実装と認証取得・証跡管理

  • 個別物件ロードマップ策定
    • 投資回収計画
    • 改修メニュー策定
  • 認証申請・更新
    • 書類作成
    • データ整備
    • 認証機関との調整
  • 証憑管理
    • エビデンス管理
    • 計測・検証の実施と是正
    • 外部保証の実施

アウトカム

6資本の増強と企業価値への接続

  • 6資本の価値向上を企業価値へ反映
    • 内外説明会/投資家対話の実施
  • 目標・KPIレビューと継続改善
    • 目標アップデートと未達分析
  • ESG情報の開示体制構築
    • 各種出版物への組込
    • 非財務情報と財務情報の関連性の確認
    • ESGデータ管理高度化

出所:合同会社デロイト トーマツ・Longevity Partners株式会社 2026 グリーンビル認証のススメ

当ダウンロード資料の見どころ

不動産ESG対応の実践の指南書としての利用

ダウンロード資料では、上記の考え方に加えて、BREEAM認証の評価項目やスコアリングの仕組み、活用事例、各社のサービスの紹介までを凝縮しています。とくに「非財務・ESG情報発信のあり方」「部門間連携の重要性」「効率的なグリーンビル認証取得と情報開示の進め方」をまとめた本書は、戦略策定から実行までを貫く実践の指南書となっております。ぜひ全文をご覧ください。

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