令和6年度の診療報酬改定において、医師事務作業補助体制加算1の施設基準に「医師事務作業補助者の勤務状況及び補助が可能な業務の内容を定期的に評価することが望ましい」との記載が加わりました。その具体的な内容については、事務連絡(令和6年3月28日)において、「医師事務作業補助者の勤務状況や、医師の業務を補助する能力の評価を定期的に行うことが想定される」と示されました。このことから、医師事務作業補助者の能力評価を定期的に実施することが望ましい、との解釈がなされ、急性期病院を中心に医師事務作業補助者の人事評価制度の構築に取り組まれているケースが増加しているように感じております。
世界銀行グループの四半期レポートであるTourism Watch (2025年1月号)によると、世界の旅行者数は2024年の第3四半期において、2019年の水準のほぼ99%に達した。この期間中に、推定4億4,700万人の観光客が世界を旅行し、前年比で7%の成長を遂げた。また、観光到着数の動向を示す指標としての推定航空旅客到着数は、世界全体では前年比で10%増加し、前四半期と同様に、すべての地域で2023年の同期間と比較して旅客到着数が増加した。特に東アジアおよび太平洋地域(EAP)は最大の前年比成長率(23%)を記録しており、パンデミック前の水準に徐々に近づいている。