子会社など1線機能に対する内部監査は実施しているものの、2線機能への内部監査を十分に実施できていない企業が多いのが実情です。2線監査の取り組みを始められるのであれば、リスクマネジメントに関する内部監査から着手することが推奨されます。一般的には、リスクマネジメント部門が評価したリスク評価結果を参考に監査部門において内部監査領域を決定しますが、自社のリスクマネジメントが有効に機能していないと、真に重点的に監査すべき領域を見逃す恐れもあります。2線と3線が適切に連携し、全社的なリスクを的確にとらえるためにも、リスクマネジメントに関する監査は重要な取り組みと言えます。
経済・社会環境が大きく変化し、不確実性が高まる今、「リスクマネジメントは経営そのもの」です。リスクとリターンを最適化し、企業が持続的な成長を実現するためには、自社のリスクマネジメントが有効に機能しているのか、客観的に評価し、必要な対応策を素早く打つことが欠かせません。そのためには、監査部門がリスクマネジメントの評価のみならず、アドバイザリー活動の一環としてリスク対応能力向上への貢献が求められています。
デロイト トーマツは、リスクマネジメント監査において、準拠性のみならず、デロイト トーマツ独自のリスクマネジメントフレームワークや他社ベンチマークをもとにリスクマネジメント活動の有効性にまで踏み込んだ内部監査支援サービスを提供しています。ナレッジトランスファーの観点からコソース、リソース不足を補う観点からアウトソース、監査手続書の作成などの監査業務の一部を支援することも可能です。
リスクマネジメント監査は、リスクマネジメントプロセスにおけるPDCAが有効に回っていること、および、リスクマネジメントが有効に機能するためのインフラが整っているかの両面を監査することが必要です。
リスクマネジメント監査は、リスクマネジメント部門への監査のみならず、まずは1線、1.5線のリスクマネジメント活動の運用状況を監査し、その監査結果を踏まえてリスクマネジメント部門に対して監査を実施することで、会社全体のリスクマネジメントの一連のPDCAサイクルが有効に機能しているかどうかを確認することができます。
デロイト トーマツでは、リスクマネジメントに関する内部監査支援サービスに加え、BCPに関する内部監査支援サービス、アシュアランスマップ作成支援サービスも提供しています。
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