2025年10月、デロイト トーマツ グループの各法人では、来年4月入社予定者向けの内定式と、今年の秋入社となる10月入社者向けの入社式が行われました。
それぞれの会場は晴れやかな空気に包まれ、未来への希望に満ちた参加者たちが集いました。今日は、そんなフレッシュな彼らに贈られたリーダーたちの言葉をご紹介します。
式のスタートとともに、それまでざわついていた会場の空気が引き締まり、参加者たちが一様に緊張した面持ちで壇上を見つめました。そんな空気の中、壇上にあがったリーダーたちからは、未来のプロフェッショナルたちに向け、熱のこもったメッセージが次々と贈られていきます。「我々はプロフェッショナルファームです」という言葉を皮切りに、組織の存在意義である「パーパス」や、グローバルで共有されている価値観、特に「インテグリティ(誠実さ)」の重要性が語られました。
デロイト トーマツ グループが大事にするプロフェッショナルとしての在り方、それは単なる掛け声ではなく、デロイト トーマツ グループの創業時に創業メンバーたちが志したDNAそのものです。創業時のエピソード、そして数あるグローバルファームの中で唯一「トーマツ(等松)」と日本人の名前が入っているファームであること、その意味や思いがリーダーたちから語られるたび、集った参加者たちの目が輝いていっており、あらためて誇りが生まれていく瞬間を目にしたような気がしました。今日贈られた言葉たちは、これからキャリアをスタートする彼らにとって、揺るぎない指針となるでしょう。
※デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 / デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 内定式の様子
また、あるリーダーからは三つの意味を込めた「おめでとう」という言葉が贈られました。それは、内定者への祝福、個性を磨き上げる「相互尊重」の文化への歓迎、そして優秀なタレント(人財)を迎えるファーム自身の喜びを表すものでした。そのあたたかいメッセージは、それまで緊張に満ちていた会場の空気を、優しく解きほぐしていきました。
さらに、社会課題やリスクの解決に向けて、専門性を磨きながら人と人をつなげ、チームで協力し合い本気で課題に取り組む姿勢がファームの価値である、ということも語られ、参加者たちはあらためて自分たちが持つべき姿勢を再認識した様子でした。
※デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社 / デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 内定式の様子
リーダーたちからの言葉を受けた内定者代表のスピーチでは、「チームとして知を結集し、社会全体の課題解決に挑戦したい」という熱意や、「一人ひとりの違いを尊重し、社会の新しい価値として創造したい」という希望に満ちた思いが語られました。多様なバックグラウンドを持つ彼らの言葉から伝わる未来への強い意志は、参加者たちの一体した思いであることを示すかのように、会場全体が確かな熱量に満ちていました。
※デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 / デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 内定式の様子
続く懇親会での乾杯の挨拶では、AIの進化という大きな変化点を前に、「変化を恐れず、自ら作り出すマインド」と「人間ならではの知的好奇心」という、未来を生き抜くための心構えが語られました。「乾杯!」の声とともにグラスが掲げられると、会場は一気に華やかな祝祭の雰囲気に包まれました。ここから、未来の同期や先輩メンバーとの新たな絆が育まれていくのでしょう。
※デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 / デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社 懇親会の様子
一方、10月に入社を迎えた秋採用の新入社員たちの入社式。その舞台は、Deloitte Tohmatsu Innovation Parkの講堂エリアです。
足元には鮮やかな人工芝が一面に広がり、都会のビルの中とは思えない開放感に満ちています。ダークトーンで統一されたモダンな壁には、植物の緑と木材が温かな彩りを添え、高い天井からは柔らかな光が空間全体を照らしていました。そのユニークな空間で、階段状の客席に座る新卒入社メンバーの真剣な眼差しが壇上へと集まる中、リーダーたちからはあたたかく力強いメッセージが響き渡りました。
「ここに集う皆さんは、ひとりで海外に羽ばたくというチャレンジをされ、孤独を感じることもあるだろう慣れない環境にあっても、自己研鑽を続けてこられたという強いハートを持っている方々です。」という信頼と期待に満ちた言葉が贈られ、集まった新入社員たちは緊張感とともに、誇らしげにその期待に応えたいと希望をふくらませているように見える表情が印象的でした。さらに「デロイト トーマツ グループには海外で活躍できるオポチュニティがたくさん用意されている」と、とあるリーダーの具体的なキャリアのエピソードも語られ、グローバルなキャリアへの期待がより一層高まっている様子が見受けられました。
この力強いエールは、新入社員たちだけでなく、その場にいたどのメンバーにも深く響いたことでしょう。そこには、彼らが抱くであろう期待と不安、そしてプロフェッショナルとしての誇りが満ちていました。
※入社式の様子
リーダーたちの言葉は、内定者たち・新入社員たちだけでなく、すでに社会人としての日々を送る一人ひとりの胸にも深く響くものではないでしょうか。キャリアを重ねる中で、つい日々の忙しさに流されがちな一人ひとりにも、原点に立ち返る大切さや、新たな一歩を踏み出す勇気を思い出させてくれたように思います。初心と誇りを胸に、これからも仲間と共に歩み続けたい。そんな気持ちを新たにした、かけがえのない時間となりました。