一般に、人の判断の約95％は無意識下でおこると言われています。

消費者や顧客の深層心理の理解は究極の課題であるなか、アンケートやインタビューだけでは表面的な理解に留まります。そのため、人間の無意識下の行動原理を把握し、本質的な価値を提供するにはNeuroscience Approachが必要です。本Neuroscience Approachでは、人間の脳の活動そのもの（例えば、「脳波」）を取得し、表面意識、潜在意識の解明を可能とします。

Neuroscienceの専門性：

私たちのチームは、ビジネスの課題解決に脳科学を応用してきた豊富な経験を持つ神経科学者とビジネスコンサルタントで構成されています。
 

カスタマイズされたソリューション：

私たちのチームでは、Neuroscience AI Solutionを活用し、顧客ニーズや経営課題に応じたコンサルティングサービスを提供します。Neuroscience AI Solutionの主要機能として、脳波計（EEG）から取得されるデータからの分析を本Solution上で行うことが可能です。
 

実績：

プロレーシングドライバーの脳研究活動から始まり、大手製造業の研究開発領域でのNeuroscience Approach支援等の実績があります。詳細についてはお問い合わせください。
 

1. 製造業界との研究開発

脳波データからユーザーの感情の方向と深さを脳波から読み取り、ユーザーの嗜好を定量化。その他、リアルタイムにユーザーの興味度や注意度などのエモーション・スコアを取得し、表情や会話では取得できない心理データをスコア化し研究開発に活かしています。
 

2. プロフェッショナル・レーシング・ドライバーの脳活動の特異性

プロフェッショナル・レーシング・ドライバーや若手レーシング・ドライバーのMRIおよびfMRI計測を行い、一般的なドライバーとの比較を行いアスリートの脳活動に特殊性を定量化し、タレントマネジメントへ活かしています。

• 究極のマシンを操る思考をデータ化
   

3. プロフェッショナル・サッカー選手の脳活動の特異性

トップチームのミッドフィルターの選手たちの脳活動を測定し、脳波から、AUCやSARTで潜在能力の一部を定量化。サッカー選手のベーススキルとされる認知判断能力を可視化し、データ・エビデンスを基にした技術指導者のデータ・エビデンス活用のサポートに活かしています。

経営課題解決に向けて構想策定からデータ検証、最終報告まで一貫した支援を実施します。

1. 構想策定

• プロジェクト目的やゴールを確認する
• 過去資料や論文調査、デスクトップリサーチなどをもとに現状分析のうえ課題の洗い出しと特定を行う
   

2. 実験設計・準備

• 調査目標を確定し実験計画書を作成する
• 実験目的に沿った被験者を募集し必要機材や実験場所・環境を確保する
   

3. 専門機器による脳計測

• 脳波（EEG）や、機能的磁気共鳴画像法（fMRI）等の専門機器を用いて計測する
   

4. データ分析

• 仮説通りの結果が得られるか検証し分析レポートを作成する
• データから新たな特徴量抽出や分析軸を発見し、新しい仮説を導出する
   

5. 提言と報告

• 分析レポートから神経科学的な洞察などの知見を、クライアントが実行可能で具体的なアクションに変換しプロジェクトレポートに反映し提出する

研究開発領域での実績を中心に、業種業態問わず広範囲での活用が可能です。