インシデント緊急相談窓口

「インシデント緊急相談窓口」の特徴

受け付けから24時間以内に専門家のコンサルテーションを開始。

企業が予期せぬインシデントに直面した際、対応すべき事項は多岐にわたり、インシデントの種類によっても異なります。また、社内で危機対応・危機管理の経験や知見を有している人材がそろっているケースは多くありません。

一方で、初動を含む事後の対応が、企業活動の継続に重大な影響を及ぼすだけでなく、企業イメージが著しく毀損するおそれがあります。

デロイトトーマツのインシデント緊急相談窓口は、受け付けから24時間以内（土日祝除く）にグループ内の適切な専門家がコンサルテーションを実施します。危機対応における一般的な範囲の助言は個々の契約締結や事前の利用登録を経ずに即座に提供し、一般的な助言で不足する場合は、契約締結と並行して迅速に支援体制を構築します。

インシデント発生時のよくある懸念・ニーズFAQ

Q: インシデントが発生してしまった。どの内容であれば依頼してよいかわからない。

A: 危機全般に対応します。
品質不正、会計不正、サイバー攻撃、情報漏洩、法令違反当局対応、災害、事故など、多様な危機に網羅的に対応します。

Q: 事前にデロイトトーマツとインシデント対応についての契約を取り交わしていないが、対応してもらえるのか？

A: 事前の契約は不要です。
緊急の問い合わせに関しては、一般的な危機対応における範囲の助言であれば無償でご提供します。

Q: 社内のナレッジ・人材等、リソースが不足しているので、すぐに支援してほしい。

A: 専門家による迅速な対応が可能です。
受付から24時間以内の初期対応と、そこから収束までIT・危機管理・法務など各領域の専門家が連携して、包括的にサポートします。

助言等を提供するにあたり、事前に以下の点をご了解ください。

■お問い合せ後の返答について
危機管理センターへの電話またはメールでのお問い合せ後、24時間以内（土日祝を除く）に専門家によるコンサルテーションを行うことを想定しておりますが、状況によって遅延の可能性があることをご留意ください。

■助言の内容について
お問い合せに対する契約外の助言は、証拠保全やエスカレーション等の初動に関する一般的な内容をご提供します。

■ 提供情報の取り扱い、および第三者開示について
当社とのご相談の過程において受領した情報（口頭、電子メール、電子データ、その他を含む）は、危機対応の検討時に当社およびデロイトトーマツグループの関連メンバー間で、必要な範囲内でのみ情報共有し、第三者に開示することはありません。なお、関与メンバーは守秘義務を厳守するとともに、定期的な情報管理に関する研修等を継続的に受けています。

■受注手続きについて
一般的な助言の範囲を超える業務提供に際しては、業務委託契約の締結が必要となります。また、契約に当たっては、事前のコンフリクトチェック、独立性ルールチェック等の当社内の審査手続きがあり、その結果によっては契約をお断りする場合があります。

■ インシデント緊急相談窓口 [PDF, 800KB]

インシデント発生時に役立つファーストステップガイド

危機に直面した企業が、初動段階で実施を検討すべきアクションをまとめたガイドをダウンロードいただけます。有事発生直後の数日間は、危機対応におけるゴールデンタイムと呼ばれる非常に重要な局面です。このゴールデンタイムに企業が実施を検討すべき事項を、危機の類型に応じてまとめています。

サイバー攻撃・情報漏洩発生時のファーストステップガイド

不正アクセス、ランサムウェアの感染などによって、個人情報等の情報流出の恐れや企業内のITシステムが利用不可能になった場合などの初動対応について、タイムラインごとのステップや対応時のポイント等についてまとめています。