出版物

詳解 有利発行課税

デロイト トーマツ グループ 市販の書籍

目次

第三者割当による株式の有利発行は、業務提携等の幅広い目的のために行われているところですが、株主に対して受贈益課税や寄附金課税が行われ、税務訴訟にまで至ったケースも存在します。

本書は、条文と判例の趣旨に照らして、有利発行課税の構造を解説するものです。具体的には、「第1部 関係法令編」では、有利発行に関係する会社法及び各税法(法人税法、所得税法、相続税法)の規定について逐条解説を行い、「第2部 事例編」では、著名な裁判例を題材に、具体的事案の検討において生じる理論上又は計算上の問題について、詳細な解説を行いました。また、有利発行課税の問題のより深い理解のために、「参考」と題する囲み記事で、判例評釈や有力な学説を簡潔に付記しました。

株式の有利発行に係る課税関係を検討される際に、本書が少しでもお役に立てば幸いです。

 
書名  詳解 有利発行課税
出版  ロギカ書房
著者 稲見 誠一(監修)、梅本 淳久(著)
価格 本体2,800円+税
発売日
2021年4月
ISBN
978-4-909090-56-0 C2034
お役に立ちましたか?