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事例と条文で読み解く 税務のための 民法講義

税法の条文には、民法の規定を準用したり、民法の概念を借用したりしているものがあります。また、取引の税務上の取扱いが、民法上の法律関係に依拠するものもあります。筆者は、国税不服審判所において、審査請求事件の調査・審理に従事した経験がありますが、その現場では、裁判官の職にあった方を先頭に、事実認定や法的評価に多くの時間を割いていました。本書は、以上のことを踏まえて、国税通則法、所得税法、法人税法及び相続税法の各分野で必要となる民法の知識をコンパクトにまとめ、基礎から解説しています。その際、具体的なイメージを持って頂けるよう、事例やQ&Aを題材に解説する形を基本とし、民法の解説の直後に、関連する税法の規定や裁判例・裁決事例の解説を加えています。

なお、本書は、約120年ぶりの大改正といわれる民法(債権関係)改正及び約40年ぶりの大幅見直しといわれる民法(相続関係)改正のいずれにも対応しています。

税務に携わる皆さまに、本書が少しでもお役に立てれば幸いです。

 

書名  事例と条文で読み解く 税務のための 民法講義
出版  ロギカ書房
著者  梅本 淳久
価格  本体4,000円+税
発売日 2018年8月
ISBN  978-4909090119


 

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