デロイト トーマツ グループでは、付加価値が高い専門的サービスについて、戦略策定から実行支援までEnd to Endで提供できる体制を目指しています。ソリューション提供体制のスピーディーな実現のため、高い業務品質を持ち、ビジョンやカルチャーを共有できる外部企業様との連携(グループイン)を推進しています。
本記事では、デロイト トーマツ グループに参画いただいた企業オーナーの生の声をご紹介します。
(藤原)『DX実行支援でサービスを拡大していくため、アプリケーション開発の経験を活かしてほしい』 。デロイト トーマツより具体的に目的や方向性を示めされながらの M&Aの打診がきっかけになりました。当時は今後の事業成長のために、独立した企業として存続するよりは我々を活かしてくれるような企業を探している時期でもありました。他社とのM&AやIPOなど、いくつか選択肢はあったのですが、大手企業を顧客としているビジネスが魅力的と考え、デロイト トーマツ グループへの参画を検討することにしたのです。
グループインを検討する上で、デロイト トーマツの担当者と深くコミュニケーションをとる様々な機会を持ちました。それにより我々の育んできたテクノロジーと、デロイト トーマツ グループの多様な専門家のノウハウの結合による新たなアセットビジネス実現へ向けたビジョンが浮かび上がり、意気投合できたのです。 その後、グループイン後の展望、そのために必要な情報の共有、さらに事前に理解が必要なことなどを順序立てて説明を受けることに。担当者から示された計画が理路整然としていて、グループインを決断しました。
(藤原)グループイン直後は、デロイト トーマツには全てのモノが高いレベルで存在し、それに対して『我々がいかに適合していくべきか』と身構えていたところがありました。しかし実際には、アプリケーション開発に関して、体制やプロセスにも制約がなく、むしろ我々がこれから主体的に構築していくことを求められていると認識しました。グループに加わって実感したことは、大きなグループで、かつ複数部門で分業化しているにも関わらず、横のコミュニケーションの強さや経営の自由度が高いということ。 実に垣根なく協働できることは、我々のアプリケーション開発にも最適な環境と言えます。
(藤原)いまは、日本市場における新たなアセット開発と確立が重要な役割だと思っています。そこを起点に、我々の持つ技術力で世界に誇れる高品質なアセットを開発し、広く提供していきたいと考えています。デロイトのグローバルネットワークがあればこうした夢の実現可能性も高いと思います。グループインというかたちで我々にこうした大きな夢を持たせてもらえて、これからが本当に楽しみです。
1989年に会計ソフト会社に入社後、財務会計をはじめ、給与計算、販売・仕入・在庫管理、顧客管理などの中小企業市場に向けた業務用パッケージを開発。製品開発リーダーとして会計ソフトを、日本を代表するソフトウェアプロダクトに育て上げた後、米系ビジネスソフトウェア会社からのMBOを経てマネジメントに参画。経営陣としてMBOに貢献するとともに、製品開発・品質保証の責任者としてその後の同社の発展に寄与した。2008年6月にファッズ株式会社(現DTPT)を開発者達と設立し代表取締役社長となる。企業向けERPパッケージソフトウェア会社でのソフトウェア開発支援と自社業務パッケージ製品の開発及び販売を行う事業を展開する。2022年3月にデロイト トーマツ グループに参画後、現在はCaaS(Corporate as a Service)デジタルアセット開発責任者としての任に当たっている。