ニュースリリース
デロイト トーマツ グループ(東京都千代田区、グループCEO:木村研一、以下「デロイト トーマツ」)は、プロフェッショナル育成機関である「デロイト ユニバーシティ アジアパシフィック ノースイーストアジア(以下、「デロイト ユニバーシティ」)」の建設を目的として、かずさアカデミアパーク進出希望申出書を本日、熊谷千葉県知事に提出しました。
(左)千葉県知事 熊谷 俊人氏 (右)デロイト トーマツ グループ CEO 木村 研一
デロイト トーマツは、約2万2千人の人材を擁するプロフェッショナルグループであり、クライアントと共同で日本社会が直面する課題の解決に取り組むとともに、クライアントの中長期的な変革を支援しています。AI普及などで移り変わるプロフェッショナルの在り方を見据えつつ、より大きな価値提供をすることが可能な人材を育てるためにデロイト ユニバーシティを設立し、プロフェッショナルスキルの中でもソフトスキル、特にリーダーシップやチームワークのさらなる強化に取り組みます。さらに、本施設は、日本国内だけでなく、台湾や韓国をはじめとするデロイトのアジア諸国のプロフェッショナルが集い、共に学ぶ場としての機能も担います。グローバル連携をより強化し、世界規模で活躍する人材を育成します。
かずさアカデミアパークは、都心や空港からも程近い千葉県木更津市・君津市に立地し、緑豊かな自然環境の中に、先端技術産業分野の研究開発拠点として整備されています。日常の喧騒から離れた場所で、国内外から多様な人材が集いリーダーシップスキルを開発するという取り組みを実現する上で最適な地と考え、建設場所として選定するに至りました。
第一期では、まず初期投資50~75億円からスタートし、2029年頃の開校を予定しています。「人々がつながる機会を創造し、卓越したリーダーシップを育てる唯一無二の場」を提供するための機能を具備した総合的な施設を目指し、段階的に機能や施設の構築を検討していく予定です。
初年度は、年間を通じて2,000人超のデロイト トーマツのメンバーがデロイト ユニバーシティを訪れる予定です。将来的には、様々な企業や学生が参加できるビジネスイベントなどの開催場所としての活用も視野に入れており、デロイト トーマツ内外の多様な人材が交流する場としての機能も有する見通しです。また、デロイト トーマツの拠点の一つとして、地域におけるボランティア活動、公認会計士・税理士・弁護士・コンサルタントなどのデロイト トーマツの多様なプロフェッショナルによる環境課題・社会課題の解決に資するソーシャルインパクト創出活動にも取り組みます。
事業所名
デロイト ユニバーシティ アジアパシフィック ノースイーストアジア
所在地
千葉県木更津市 かずさアカデミアパーク(研究7区画)
規模
第一期 まずは約3,000~4,000㎡程度を想定してスタート
*開校後、段階的に機能や施設の構築を検討していく予定
スケジュール
第一期 着工:2027年頃、竣工・開校:2029年頃
デロイト ユニバーシティは、デロイト トーマツが加盟するグローバルネットワークであるデロイトが全世界で展開する企業内大学であり、アメリカ、フランス、インド、カナダ、シンガポール、メキシコなどの国々で展開しています。「人々がつながる機会を創造し、卓越したリーダーシップを育てる唯一無二の学びの場を提供する」ことをビジョンに掲げ、日常から離れた場所で、多様な専門性・経験を持つ仲間とのワークショップ型の各種研修活動を通じて、リーダーシップスキル開発やアイデア創出の体験を提供しています。日本ではデロイトユニバーシティの開校に先んじて、既に海外で開発されたグローバル水準のカリキュラムを導入・整備し、プロフェッショナルメンバーへの提供を始めています。
新たに日本で開校予定のデロイト ユニバーシティは、グローバル共通のビジョンのもと、「卓越したリーダーシップの育成」、「クライアントとの関係強化」、「人脈・ネットワークの構築」、「ウェルビーイング」の4つの機能を提供する予定です。まず第一期では、「卓越したリーダーシップの育成」、「人脈・ネットワークの構築」の機能提供を目指します。今後、リーダー育成のための研修プログラム提供にとどまらず、クライアントや地域との価値創造、アイデア創出の場などとしても活用を広げていくために、段階的に、研修室、大ホール、レストラン、ジム、宿泊室などの増設を検討していきます。
また、日本のデロイト ユニバーシティには、デロイトが推進するアジア地域での複数キャンパス構想における主力キャンパスの1つとして、日本国内だけではなく、台湾や韓国をはじめ、アジア各国のプロフェッショナルが集う予定です。多様な専門性・経験を持つプロフェッショナルと交流しながら世界標準のリーダーシップスキルを学ぶ機会を提供することで、日本から世界の舞台で活躍する人材を育成・輩出していきます。
デロイト トーマツ グループは、日本におけるデロイト アジア パシフィック リミテッドおよびデロイトネットワークのメンバーであるデロイト トーマツ合同会社ならびにそのグループ法人(有限責任監査法人トーマツ、デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社、デロイト トーマツ税理士法人、DT弁護士法人およびデロイト トーマツ グループ合同会社を含む)の総称です。デロイト トーマツ グループは、日本で最大級のプロフェッショナルグループのひとつであり、各法人がそれぞれの適用法令に従いプロフェッショナルサービスを提供しています。また、国内約30都市に2万人超の専門家を擁し、多国籍企業や主要な日本企業をクライアントとしています。詳細はデロイト トーマツ グループWebサイト、www.deloitte.com/jpをご覧ください。
Deloitte(デロイト)とは、デロイト トウシュ トーマツ リミテッド(“DTTL”)、そのグローバルネットワーク組織を構成するメンバーファームおよびそれらの関係法人(総称して“デロイトネットワーク”)のひとつまたは複数を指します。DTTL(または“Deloitte Global”)ならびに各メンバーファームおよび関係法人はそれぞれ法的に独立した別個の組織体であり、第三者に関して相互に義務を課しまたは拘束させることはありません。DTTLおよびDTTLの各メンバーファームならびに関係法人は、自らの作為および不作為についてのみ責任を負い、互いに他のファームまたは関係法人の作為および不作為について責任を負うものではありません。DTTLはクライアントへのサービス提供を行いません。詳細は www.deloitte.com/jp/about をご覧ください。
デロイト アジア パシフィック リミテッドはDTTLのメンバーファームであり、保証有限責任会社です。デロイト アジア パシフィック リミテッドのメンバーおよびそれらの関係法人は、それぞれ法的に独立した別個の組織体であり、アジア パシフィックにおける100を超える都市(オークランド、バンコク、北京、ベンガルール、ハノイ、香港、ジャカルタ、クアラルンプール、マニラ、メルボルン、ムンバイ、ニューデリー、大阪、ソウル、上海、シンガポール、シドニー、台北、東京を含む)にてサービスを提供しています。
Deloitte(デロイト)は、最先端のプロフェッショナルサービスを、Fortune Global 500®の約9割の企業や多数のプライベート(非公開)企業を含むクライアントに提供しています。デロイトは、資本市場に対する社会的な信頼を高め、クライアントの変革と繁栄を促進することで、計測可能で継続性のある成果をもたらすプロフェッショナルの集団です。デロイトは、創設以来180年の歴史を有し、150を超える国・地域にわたって活動を展開しています。 “Making an impact that matters”をパーパス(存在理由)として標榜するデロイトの約46万人の人材の活動の詳細については、www.deloitte.comをご覧ください。
報道機関の方からの問い合わせ先
デロイト トーマツ グループ 広報担当
電話番号: 03-6213-3210
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