金属生産は世界のGHG排出量の約1割を占めており、金属業界の脱炭素化は2050年のカーボンニュートラルに向けて極めて重要ですが、「脱炭素疲れ」が広がり、業界の脱炭素への関心が薄まりつつあります。しかし、2026年からのEUの炭素国境調整メカニズム(CBAM)が本格導入されることで、GHG排出量はもはや単なる環境問題ではなく、経営に直結するコストとして捉えられるようになります。
本稿では、脱炭素化が急務となっている金属業界に焦点を当て、各社が直面する高額な設備投資や社内外の合意形成といった課題を整理し、先進的な取り組み事例を交えながら、設備投資コストの軽減策、脱炭素投資についてステークホルダーの理解と納得を得るためのビジネスケースの構築方法、さらに企業間連携による推進策までを網羅的に解説し、持続可能な未来に向けた戦略を体系的に示します。
(ECMMユニット ニュースレター「Next Stage」vol.34 2026年10月発行)
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