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公営企業におけるアセットマネジメントの高度化

地方公営企業(上下水道)の経営改革

アセットマネジメントの高度化に向けた取組みを通じ、デロイト トーマツのプロフェッショナルが技術的観点・経営的観点の両面から経営改革を支援します。

アセットマネジメントの意義

「アセットマネジメント(資産管理)」は、持続可能な水道事業を実現するために、水道施設の特性を踏まえ、中長期的な視点から、水道施設のライフサイクル全体にわたって効率的かつ効果的に水道施設を管理運営する体系化された実践活動を指します。

アセットマネジメントは一過性の取り組みで終わらせるのではなく、取り組み全体の水準を段階的かつ継続的に向上させていく必要があります。

また、水道事業の経営改革を進めるうえでは、アセットマネジメント計画を中心とした「技術的観点」と、財政基盤の強化を中心とした「経営的観点」の両面から検討することが求められます。

これらを踏まえ、各水道事業者においては、アセットマネジメント計画や経営戦略の高度化を通じて、将来的な水インフラのあり方検討に資するマクロマネジメント計画へと昇華し、今後の経営改革の検討に向けた足掛かりとすることが重要です。 

水道事業におけるアセットマネジメントの最新動向

  • アセットマネジメント計画の交付金要件化
    令和5年度生活基盤施設耐震化等交付金(水道に関する事業に限る)要望書作成要領において、今後一定の経過期間を設け、アセットマネジメントの水準がいわゆる4D相当であることを交付金要望の要件とする予定であることが示されています。
    また、「社会資本整備総合交付金交付要綱」において、令和7年度に、点検・調査結果に基づく「水道施設アセットマネジメント計画」を作成する事業について、事業費の3分の1が補助対象となっています。
    さらに、工業用水道事業費補助金申請にあたっては、令和8年度からアセットマネジメント指針に基づく中長期計画の策定が要件化されました。
  • 簡易支援ツール改訂版のリリース
    中小事業者側での活用のしやすさや精度向上等の観点から、旧ツールのマクロ構成を変更し、同時に詳細型検討手法(タイプ4D)への対応も図ることを目的に、令和7年4月9日に国土交通省のホームページにてアセットマネジメント「簡易支援ツール」の改訂版がリリースされました。

アセットマネジメントの高度化とは

タイプ3C(標準型)からタイプ4D(詳細型)へレベルを上げるには、更新需要と財政収支の両方において高い精度での推計が必要です。

更新需要については現有資産を維持する前提のタイプ3に、ダウンサイジング等の施設規模の適正化に向けた検討結果を反映することで、タイプ4へレベルを高めます。

財政収支については過年度実績を前提とした推計であるタイプCに、物価上昇等を反映することで、タイプDへレベルを高めます。

タイプ4Dの計画策定に向けては、更新基準年数の見直しや多角的なシナリオ評価、改善策の検討が必要です。また、過年度の投資実績や現在の人員体制、各シナリオを実現するための料金改定率などの観点から、計画の実現可能性を高めることが重要です。 

デロイト トーマツのサービス

デロイト トーマツは、水道・下水道を中心とした公営企業に対する豊富な経営改革支援実績を有しており、技術士(上下水道部門)及び公営企業会計専門の公認会計士が多数在籍しているため、アセットマネジメント高度化にあたって技術的観点・経営的観点の両面から提案や助言を行うことが可能です。

さらに、各種計画(水道ビジョン・経営戦略)の更新や、今後の経営改善の打ち手の検討に向けたロードマップの策定まで、ワンストップでの効果的かつ効率的な業務支援を提供することが可能です。 

公営企業におけるアセットマネジメントの高度化

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