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困難な状況にあるこども・若者への支援における官民連携の強化に関する調査研究報告書

令和7年度子ども・子育て支援等推進調査研究事業

有限責任監査法人トーマツは、令和7年度子ども・子育て支援等推進調査研究事業として、「困難な状況にあるこども・若者への支援における官民連携の強化に関する調査研究」を実施しました。この事業は、困難な状況にあるこども・若者への居場所の提供や相談支援等を実施している官民の双方が、それぞれの強みを活かした取組を確認し、その連携を一層強化することで効果的な支援を実現する方策を検討することを目的として実施しました。

本事業においては、①民間団体等アンケート調査、②自治体アンケート調査、③民間団体等ヒアリング調査、④こども・若者の声にかかる内容分析、⑤こども・若者インタビュー、⑥こども・若者への支援における官民連携の強化方策等の検討、⑦報告書の作成といった7つの活動を行いました。

「民間団体等アンケート調査」では、困難な状況にあるこども・若者に対して夜間帯を含む居場所の提供や相談支援等を行っている民間団体等に対して協力を依頼し、官民あるいは民民が連携してこども・若者支援を行う取組事例を把握するためにアンケート調査を実施しました。

「自治体アンケート調査」では、全国の自治体に対して協力を依頼し、官民が連携してこども・若者支援を行う取組事例を把握するためにアンケート調査を実施しました。

「民間団体等ヒアリング調査」では、民間団体等アンケート調査の結果を踏まえて、困難な状況にあるこども・若者に対して夜間帯を含む居場所の提供や相談支援等を行っている民間団体等を選定し、官民あるいは民民が連携してこども・若者支援を行う取組事例を詳細に把握するためにヒアリング調査を実施しました。

「こども・若者の声にかかる内容分析」では、インターネット上にある、困難な状況にあるこども・若者を対象とした投稿ページに書き込まれた声(投稿内容)を対象として内容分析を実施しました。

「こども・若者インタビュー」では、居場所支援や相談支援等を利用している(利用していた)こども・若者の声を聴き、こども・若者のニーズ等を把握するためにインタビューを実施しました。

上記の活動結果を踏まえ、「こども・若者への支援における官民連携の強化方策等の検討」として、本事業における「困難な状況にあるこども・若者の援助希求段階モデル」を検討して提示した上で、自治体が困難な状況にあるこども・若者への支援において官民の連携を強化してこども・若者の個々のニーズに応じたきめ細かな支援体制を整備するにあたり、現状の課題や留意点を踏まえた有効な取組方策や各地域において取組が進む方策等について検討しました。

それらを受け、「総括~こども・若者のニーズにあった官民連携・民民連携を推進する方策とは~」と題して、こども・若者支援で官民連携が重要となる背景、こども・若者支援における官民連携の障壁を整理し、障壁を解決する6つの方策の案を示しました。