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保育士の多様な働き方に関する調査研究

全国の保育施設、事業所及び自治体に対してアンケート調査を行い、保育所等におけるスポットワークの保育従事者の実態を把握しました。あわせて、短時間勤務保育士や勤務時間短縮保育士の実態についても調査しました。また、スポットワークにより保育所等にて働いた保育士に対してモニターアンケートを行いました。そのうえで、スポットワークの保育従事者がいる施設等に対して、活用内容や課題等についてヒアリングを行いました。※本調査研究は、令和7年度子ども・子育て支援等推進調査研究事業で実施したものです。

本事業でのアンケート調査やヒアリング調査の結果で明らかになった保育所等におけるスポットワークによる保育士の活用の現状と課題、及び研究会での議論を踏まえ、スポットワークによる保育士等の職員に業務を行わせる際の留意点のポイントについては以下のとおりです。

■配置基準に関する考え方:保育所においてはこどもとの安定的・継続的な関わりが重要であり、最低基準上の保育士定数の一部に充てるような活用は望ましくない。

■労働関係法規:スポットワークによる保育士についても、保育所等には雇用主としての責任があり、労働関係法規は遵守する。

■犯罪事実確認等:保育士特定登録取消者管理システムを活用し、保育資格の特定登録取消者でないか確認をする。こども性暴力防止法に基づく犯罪事実確認を実施する。

■募集時の記載事項等:「資格保有」や「犯罪歴がないこと」を応募要件として明示する。要件を満たしていることについての誓約書を提出させる。応募要件を満たさない場合には、労働契約の解除の可能性があることを明示する。

■業務内容・役割の明確化:短時間かつ単発の就労であることを踏まえ、業務内容と役割を明確化する。管理者による資質把握と本人の希望を踏まえた業務を依頼する。中核的役割を担わせることは望ましくなく、補助的な業務を依頼する。

■保育の継続性:スポットワークによる保育士を繰り返し同じ保育所等で雇用する場合は、可能な限り、組・グループを日替わりで変えることは避ける。勤務終了時の引継ぎ時間を十分に確保する。