オーナー企業における重要な課題である事業(経営)の承継については、相続対策に限ることなく、事業の現状と将来を見据えた最適な資本政策の道筋を付ける視点が重要です。デロイト トーマツ グループの各分野の専門家による総合力および広範なネットワーク、そしてさまざまな外部専門家の知見を積極的に取り入れながら、事業承継(経営承継)問題の解決に総合的なソリューションを提供するとともにファミリーの永続的な発展をサポートします。
事業承継(経営承継)においては、相続税対策に限ることなく、次世代への経営権の安定的な承継、IPO、後継者育成、社会貢献、当主の万が一の事態に備えたコンティンジェンシープラン策定等、ファミリービジネスの鍵となる重要な局面において、さまざまな課題が生じます。
デロイト トーマツ グループでは、多くのファミリーとビジネスが存続、繁栄できるよう、企業オーナー様(上場・未上場を問いません。)や、財団法人、医療法人など、幅広い分野においてサポートします。
デロイト トーマツ税理士法人では、全国18拠点に1,000人を超える専門家を有しており(2023年5月末時点)、その連携により高品質なプロフェッショナルサービスを提供します。
また、国内、海外の観点から、事業(経営)・税務・財務・法務に関わる専門的アドバイスを包括的に提供するとともに、全世界150カ国超、グループ約415,000名のネットワークを活かし、グローバルでの一気通貫な対応を行います。
お客様の課題を正確に把握するため、具体的な手法を検討する前に、お客様の会社、またお客様ご自身に関して現状分析を行い、詳細検討に向けた初期的な方向性の検討を行います。
家系図や資本関係図をご提供いただき、お客様をとりまく環境を整理し、検討すべき課題を洗い出します。
現状株価の把握および将来株価の予想を立てることで、承継コストの把握、最適な承継プランニングを行います。
現状分析で把握したお客様の課題を基に、生前贈与、事業承継税制(納税猶予)の活用、組織再編、種類株式の導入、信託の活用、遺言作成など、お客様のご意向に沿うソリューションをフルオーダーメイドで提供します。
また、財団や医療法人などの特有の論点についても、各種専門家と連携の上、サポートします。
詳細検討で決定した手法を実行するには、場合によっては、煩雑な手続を要し、スケジュールが長期にわたり、また多数の利害関係者(親族、株主、役員・従業員、取引先など)が発生することもあります。
第三者の専門家として、お客様に代わり、実行に向けた各種専門家(お客様の顧問税理士先生や、顧問弁護士先生等)との連携やプロジェクトマネジメント業務をサポートします。
また、実行後のモニタリングを行うことで、お客様のご意向に沿った形で進んでいるかをチェックし、包括的な事業承継(経営承継)サポートを永続的に提供します。