私たちデロイト トーマツ グループは、グローバル・グループワイドの人事管理といった、グローバル本社の人事課題とともに、世界中に展開されているデロイトのネットワークを活用し、海外拠点個別の人事の課題の解決を幅広くご支援します。
地政学的リスクの高まりや保護主義の台頭といった難しい国際情勢の中、海外事業の巧拙は多くの日本企業にとって重要な差別化要因になっています。
とりわけ、グローバル・グループワイドでの人的資本経営や人事領域におけるガバナンス等は、海外の競合に大きく後れをとっているテーマであり、今後の海外事業の維持・拡大の足かせになりかねない、多くの日本企業にとっての喫緊の経営課題といえます。
私たちは多くの日本企業のグローバル人事・組織マネジメントにおける重要課題として以下の6つがあると考えています。
私たちデロイト トーマツ グループは、これら全てのテーマに対し、国内外の様々な領域のプロフェッショナルを結集し、ワンストップで貴社の課題にフィットしたアドバイザリーサービスをご提供します。
グローバル人事の取り組みは、グローバルビジネスを推進する人材の育成・確保や、そのための人事管理を実現する基盤整備、組織開発など多岐にわたる要素により構成されます。
グローバル人事の現状の成熟度レベルと今後向かうべきレベルを7つの領域・42の観点から可視化する「マチュリティモデル」を用いてアセスメントすることで、グローバル人事というテーマの全体像を把握しながら、自社はどこを目指すのか、そのためにどのようなテーマに優先して着手すべきかといった、自社に合った進め方を整理し、ひいては取り組みの加速化につなげることができます。
COVID-19パンデミックの経験を通じ、多くの人々がリモートワークの新たな可能性を感じています。これは海外勤務というシチュエーションにおいても例外ではありません。グローバルリモートワーク(「バーチャル駐在」)環境の整備は、組織の「人繰り力」を向上させるとともに、結婚・育児といったライフイベントでも海外でのキャリアの継続をさせやすくする等、新たな働き方の選択肢を働き手へ提供するという意味で、会社としての女性活躍やDE&I促進の本気度を社内外に示すことにもつながります。
人事の専門家だけでなく、テーマに応じ、ITシステム、税務、海外労働法の専門家による混成チームを組成し、グローバル人事に必要な広範なサービスをワンストップで提供。また、各業界の専任チームからのインプットにより、貴社が直面している特有のビジネス環境・課題感に沿った解決策を提供します。
構想の策定や制度の設計はもとより、そのグローバルスケールでの導入・定着までハンズオンでご支援。また、実際の運用・業務遂行にあたっても、弊社コンサルタントが現場に常駐し、貴社メンバーの一員として伴走いたします。
グローバルで13,900名(国内で400名)の人事コンサルタントが存在する業界最大級の人事コンサルティング組織に、「グローバル人事・組織マネジメント」サービス専任のチームが存在します。また、中国・東南アジアにおいては、日本人の人事コンサルタントが多数常駐し日系企業の拠点をサポート。これら国内外のメンバーから先進事例やベストプラクティスを結集し、貴社を支援します。
嶋田 聰 デロイト トーマツ コンサルティング ディレクター