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デロイト、Omniaにおけるグローバルに展開する生成AIおよびエージェント型AI機能を拡充―監査体験の進化を推進

新たなAI機能により、監査人は複雑化するテクノロジー主導型のビジネス環境および多様化する関与先 ニーズへの対応力を強化

本記事は、デロイトが発表したニュースリリースの翻訳です。

2025年7月15日、ニューヨーク デロイトは本日、グローバルのクラウド監査・保証プラットフォームである「Omnia」に新たに搭載される人工知能(AI)機能群を発表しました。これらの機能により、監査・保証体験を進化させ、技術力の強化を通じてイノベーションをさらに推進します。外部環境および関与先のビジネス変革が進む中、これらの機能は監査プロセスを進化させ、機動的かつ統合的なソリューションによって、複雑化する課題への対応を可能にします。

「AIは世界中の監査業界に革新をもたらし、これまでにないイノベーションと変革の機会を創出しています」と、デロイト グローバルの監査・保証事業CEOのジャン-マーク ミケラーは述べています。「デロイトは、先進的かつ適応力のあるテクノロジーへの戦略的投資を継続することで、世界150カ国以上の85,000人のプロフェッショナルの能力を最大限に引き出し、高まる社会的要請に対応し、品質と信頼という我々のプロフェッションの根幹を堅持することを可能にしています。」
 

生成AIによる監査プロセスの進化

受賞歴のあるデロイトのOmniaプラットフォーム上に構築された新機能群は、以下のとおり生成AIを活用して主要なプロセスを再構築します。

  • ドキュメントレビューの高度化:生成AI機能が、監査調書の事前レビューを実施し、明確性や一貫性向上のための提案を実現。
  • 財務諸表のナビゲーション強化:監査人はアップロードされた財務諸表のドラフトからチャットボットを介して関連情報を探索の上、記載内容に関する詳細な質問をすることが可能となる。これにより、開示チェク業務の効率化を実現。
  • データ抽出プロセスの効率化:生成AIが複数の文書にわたる情報を要約することで、監査人はより深い洞察を提供するとともに、結論に迅速に到達することが可能。
  • 高度なドラフト作成機能:生成AIを活用したワークフローにより、監査関連のコミュニケーション文書や会計論点メモの初稿が作成可能。
  • 調査機能の強化:デロイトの監査・会計調査プラットフォームの新機能が、監査人からの質問に迅速に回答することで、難解な会計トピックを統合的に整理することが可能となり、新たな洞察を導き出すことを支援。
  • プロアクティブなリスク管理:デロイトはリスク事象に関する外部情報源を評価し、潜在的な監査リスク要因を特定するためのリスク識別技術を開発中。

「技術革新のスピードに合わせて、監査人が各エンゲージメントに対して発揮する卓越した専門性や深い業界知識を提供できるよう、これらを補完・強化するソリューションが必要となっています」と、デロイト グローバルの監査・保証 戦略&デジタル チェンジ リーダーのナイジェル トーマスは述べています。「Omniaプラットフォームへの10年以上にわたる投資を通じて、世界中のプロフェッショナルが変化の激しい環境下で力を発揮できるよう、必要なリソースを提供しています。」
 

次なるフロンティア:AIエージェントによる監査人の能力強化

Omniaテクノロジー進化における次なるステップとして、デロイトはインテリジェントエージェント機能をOmniaエコシステムに統合しています。AIエージェントは、特定の業務を遂行し、関連する情報を記憶し、他のエージェントと連携することができるデジタル専門家として機能します。これらは、相互に接続されたシステムとして協調して機能します。

「AIエージェントが人間と協働し、多様かつ高度な情報源から取得したデータをシームレスに分析し、パターンや異常の発見を支援する世界を想像してみてください。」とミケラーは続けます。「アカウンタビリティと公益保護への揺るぎないコミットメントを基盤に、Deloitte Omniaは、テクノロジーによって未知の世界を実現する大胆かつ革新的な未来への道筋を切り拓いています。」

これらのAI機能はすべて、デロイトのTrustworthy AI™フレームワークに則って開発されました。このフレームワークには、AIライフサイクル全体にわたるガバナンス、コントロール、コンプライアンスが組み込まれており、デロイトが重視する品質への取り組みを推進し、ユーザーの信頼・安心感の向上を実現しています。
 

技術革新とAIへの継続的なコミットメント

2015年のローンチ以来、Omniaは新たな技術を積極的に取り入れ、関与先の課題に対応した高品質かつ個別ニーズに応じた監査体験の提供を目指して進化してきました。昨年、デロイトはOmniaの生成AI機能の強化が評価され、International Accounting Forum and Awardsにおいて新設された「AIイノベーション・イニシアチブ・オブ・ザ・イヤー」賞を受賞しました。

デロイトは、プロフェッショナルの能力を最大限に引き出し、そのスキルを向上させるため、組織全体に生成AIの導入・活用を継続して推進していきます。デロイトは、世界中の約85,000人の監査および保証業務のプロフェッショナルが活用できる、目的別の大規模言語モデルやチャットボットを導入しました。また、デロイトの監査プロフェッショナルは、全社職員向けに展開されている生成AIチャットボットも活用しており、導入初年度にはAIプロンプトの実行回数が300万件を超えました。

さらに、デロイトは外部向けAI技術サービスも引き続き拡充しており、最近ではグローバル エージェンティック ネットワークを立ち上げました。このネットワークは、即時に展開可能なAIエージェント群を提供しており、デロイトのプロフェッショナルが関与先に対し、AIの大規模導入に関する助言を行うことを可能にしています。

Omniaの詳細については、こちらをご覧ください。