マスカスタマイゼーションの実現には動的スケジューラ・ディスパッチャ導入による生産管理業務革新が必要です
製品待ちや設備の段取替え待ち等のロスは、動的スケジューラで予め処置すること、ディスパッチャから最新情報でタイムリーな指示出しすることで、ロス低減が期待できます。
生産管理業務のうち、スケジューラは一連のタスク実行に当たって、必要資源に対し負荷を考慮し、与えられた作業の保有資源量を用いて実施可能な日程を算出します。
一方、ディスパッチャは、処理待ちのデータやプロセスに対して、必要な資源の振分けや割当て、適切な受入先への引き渡しを行うことを言い、一般に発送係、指令係、運行管理者などが行っている仕事を担います(図1)。
経営課題を解決するものとして、経営層も含めて構想を描くことから始めることで、成功確率は大きく上がります。それは、社内の一大プロジェクトとして、構想を築き、策定したロードマップに基づき、推進するプログラムが必要であり、生産管理に要求される課題を明確にすることです。デロイト トーマツ グループでは生産管理の業務革新の構想策定から、お客様と共に描くサービスを提供します(図2、図3)。