地域経済を活性化するには？

デロイト トーマツ グループには全国約30都市以上に地区事務所があり、古くから地域経済と一体となって地域企業の皆様の経済活動を支援してきました。そうして積み上げてきた信頼と実績を活かして、2016年度に「地方創生のための事業プロデューサー派遣事業」（特許庁）を企画し試行しました。2016年度は静岡・埼玉・北九州の3地域をモデルとして「事業プロデュース」を行い、多数の成果を挙げています。
 

従来の中小企業支援事業では、ビジネスマッチングイベントの開催や専門家によるアドバイス事業がメインでしたが、「事業プロデュース」ではさらに一歩踏み込んで、実際に中小企業・スタートアップが売り上げを上げるところまでの伴走支援のスタイルを重視しています。

地域の中小企業やスタートアップには、優れたイノベーションや商品、製品を持っていても、それらを活かし切れない状態で踏みとどまっている企業が多い状況にあります。こうした状況には、単にビジネスマッチングや専門的なアドバイスを提供するだけではなく、実行支援も提供することが有効です。

地域の産業振興機関には様々な専門性を有するアドバイザー、コーディネーターの方々がいらっしゃいますが、関係者を有機的に結び付けて、リーダーシップを発揮し、モノゴトを実現まで引っ張る役割を担う人材が不足しています。その点をデロイト トーマツ グループが担うことで実際に成果を出すフェーズまでご支援し、地域一丸となった成果を挙げる仕組みを構築することができました。

現在、本事業を「ビジネスプロデュース」サービスとして日本各地の自治体で展開しています。今後も多数の地域で展開し、地域の産業振興、ひいては日本全体の経済活性化につなげていきたいと考えています。

これまでの個別企業の支援成果や、自治体での事業としての展開事例を下記に列挙しています。

ご関心のある国や自治体の産業振興関部署の方々、地域金融機関や大学の地域連携のご担当者の方々、その他地域産業の活性化に幅広く関心のある方々からのご連絡をお待ちしております。