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「Trade Compass」FTA/EPAによる関税削減・通商リスク可視化サービス

FTAから通商リスクまで、経営戦略に必要不可欠な、世界の貿易を見渡す視点を、Trade Compassで。

2016年にFTA/EPA検索ツールとして誕生したTrade Compassに、「米国追加関税」「CBAM」「特殊関税」などの通商リスクを追加。さらにAPI連携により、柔軟なデータ連携・常時可視化も実現可能に。

Click here for the English site. 

デロイト トーマツの「Trade Compass」は、各国当局サイトに点在するFTA/EPAを活用するために必要な情報(現在から将来10年間のMFN税率(WTO協定税率)とFTA/EPA税率や原産地規則など)を簡単に素早く検索・比較できるソリューションとして、2016年に誕生し、これまで、企業の皆様のFTA/EPAの活用を支援してきました。今般、米国の関税施策やEUの新たな国境措置などを契機に、米国等による関税措置やEUによるCBAM(炭素国境調整措置)、特殊関税といった「通商リスク」についても検索・可視化できるよう、データを追加するとともに、掲載情報を継続的にアップデートしています。

Trade Compassに関するお問合せ
E-mail:trade_compass_tax_cs@tohmatsu.co.jp

Trade Compass 無料トライアル

「Trade Compass」の無料トライアルをご希望の方は、下記申込フォームよりご連絡ください。後日スケジュール等を当社担当者よりご連絡いたします。無料トライアルでは、実際の操作画面にて機能をお試しいただけます。

Trade Compass 無料トライアル申込フォーム
トピックは税務/Taxを選択してください

HSコード・原産地判定に係るアドバイザリーサービス

「Trade Compass」を活用して正しい税率を検索するには、各国の関税分類(HSコード等)、製品等の原産地を正確に把握していることが必要となります。現在及び将来取り扱う予定の製品等について、関税分類・原産地判定に不安がある方は、デロイト トーマツのアドバイザリーサービスのご利用を検討ください。

Trade Compassの特徴① 関税コストの削減・関税検索業務効率化

デロイト トーマツの「Trade Compass」は、各国当局のHPにそれぞれ分散して掲載されているFTA/EPAに関するデータを集約・蓄積し、検索・活用することで、これらのデータ検索に係る業務を効率化するとともに、FTAの使い漏れ発見による関税コスト削減=早期の利益創出を支援します。

 

原産国/輸入国と対象品目のHSコードから、関税率と原産地規則を検索する「Tariff Search」

HSコード バージョン変換ツール

任意のHSコードのバージョンを指定してHSコードをコリレーション(変換)することが可能です。現在、HS2002-2022版に対応しています。輸入国を指定した場合は、対象国における最新のHSコード(細分化されたもの)の候補をご確認いただけます。詳細はこちら

原産地規則コリレーション

正確な原産地規則を確認するためには、各FTAが適用しているHSコードのバージョンおよび、それに対応する最新版のHSコードを把握し、原産地規則のコリレーションを確認することが必要です。Trade Compassでは、現行のHSコードで検索しても、各FTAの規程で用いられている旧HSバージョンの該当規定を自動的に表示しており、正確な原産地規則の確認に活用できます。詳細はこちら

Trade Compassの特徴② 通商リスクの可視化・分析

米国を発端とした関税政策の活発化など、近年保護主義的な動きが加速しており、各国が発動する追加の関税政策や国境措置は、企業へのコストインパクトとなっています。Trade Compassでは、通商リスクを可視化し、分析にご活用いただけるよう、従来のFTA/EPAに関する情報に加えて、通商リスクとなり得る各種情報の掲載を2025年から開始しています。

各国による関税(対抗)措置

例えば、米国が中国の技術移転、知的財産、技術革新に関連する行為や政策、慣行を是正する目的で導入した通商法第301条に基づく追加関税や、通商拡大法第232条に基づく国家安全保障を理由とした輸入品への制限や追加関税など、活発化している各国による追加関税措置を適時収録しています。

EUによるCBAM(炭素国境調整措置)

CBAMは、EU域外から輸入される製品に対して、その製造過程で排出された二酸化炭素(CO₂)量に応じたコストを課す仕組みです。Trade CompassではCBAMの対象となるHSコードを収録しています。対象HSコードを確認することで、追加コストの発生可能性を検知できます。

特殊関税(AD / CVD / SG)

特殊関税とは、通常の関税とは異なり、特定の目的や状況に応じて課される追加的な関税を指します。主に以下のような種類があります:

  • アンチダンピング (AD)
  • 補助金相殺関税 (CVD)
  • セーフガード (SG)

Trade Compassはこれらの特殊関税も適時収録しています。

利用方法

Trade Compassには、2つの利用方法があります。柔軟なデータ連携を実現できるよう、APIの公開を開始しました。

1. Website検索

  • Trade CompassのWebsiteにログインして使用
  • 特段のセッティングも必要なく、すぐに利用可能

2. API利用

  • 追加オプションとして利用可能。
  • 企業のシステムや業務ファイルからダイレクトにアクセス
  • 利用目的や業務プロセスに最適化
  • 貴社データや3rd Party Dataとの掛け合わせで高度な分析も可能

Trade Compassの対象国や対象FTA/EPA等の詳細につきましては、お問い合わせください。

Trade Compass カスタマーサポート:trade_compass_tax_cs@tohmatsu.co.jp