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成功するグループ通算制度導入
~押さえておくべき実務ポイントを解説~
2020年10月29日
司会進行・講師:大野 久子(Hisako Ono)
講師:鈴木 肇(Hajime Suzuki)、野田 悠太(Yuta Noda)、赤澤 達至(Tatsushi Akazawa)
2022年4月1日以後開始事業年度よりグループ通算制度が施行されます。グループ通算制度の導入又は移行のメリット・デメリットは各企業グループが置かれている状況により異なることから、現在連結納税制度を適用していない企業を含め全ての企業グループにおいて、今後の対応検討が必要になると考えられます。
グループ通算制度の詳細規定が公表されてからは、具体的な検討論点や検討の進め方に関するお問い合わせが増加傾向にありますが、デロイト トーマツのこれまで培った知見を基に、現在連結納税制度を適用している企業だけでなく、今後グループ通算制度の導入を検討したい、あるいは検討を開始している企業の皆さまに対して、検討すべきポイントを実務的な視点から解説いたします。
グループ通算制度も、連結納税制度と同様に、制度の適用を開始すると原則として取りやめることはできず、継続適用されることになります。すなわちグループ通算制度導入を成功させるためには事前準備と検討が必要不可欠であり、準備と検討に遅すぎることはあっても早すぎることはありません。
本セミナーでは、まず前半にてグループ通算制度の概要につき、単体納税制度や連結納税制度との比較をしながら改正ポイントを解説致します。そして後半では前半の解説を踏まえ、決算・申告ご担当者様向けに実務上の検討ポイントを解説いたします。