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サイバー空間で健やかに過ごすためのメンタルレジリエンス

Social Impact活動レポート

本稿は、デロイト トーマツ サイバー合同会社(DTCY) Social Impact活動を通じて作成したレポートを掲載しています。

レポート概要

近年、多くの魅力的なサービス・テクノロジーの発展により、サイバー空間で過ごす時間が多くなっていることはあなたも日々感じていることだろう。サイバー空間での滞在時間の増加に伴ってサイバー心気症やメタハラ等のメンタル面での課題も生じている一方で、どこに相談したらよいか分からない人も多いのではないか。

本稿では、そのようなサイバー空間における「人」、その内側にある「心」に着目し、象徴となる“ペルソナタイプ”(典型的な人物像)を整理することで、「サイバー空間におけるメンタルリスク」を捉えることを試みる。また、我々の生業である”セキュリティ”の考え方を応用することで、これらのリスクを抱える人達がサイバー空間において健やかに過ごすための「レシピ」を解説する。さらに、本稿のタイトルにもある「レジリエンス」、すなわち、「精神的なしなやかさ」がこの「レシピ」においていかに大切であるかについても紹介する。