Posted: 13 Dec. 2023 3 min. read

Women in SAP with 東京女子大学 ビジネス×テクノロジーを知るオフィスツアープログラム

企業のバリューチェーンを知り、テクノロジーの活用方法を学ぶ

2023年11月15日、デロイト トーマツ グループWomen in SAPは東京女子大学の学生を対象に、「ビジネス×テクノロジーを学ぶ オフィスツアープログラム」を開催しました。Women in SAPは、ビジネス×テクノロジーの理解を深める活動を推進しており、本イベントでは、「バリューチェーン」を学ぶボードゲームを通して、ビジネス展開の上ではテクノロジーが不可欠であることを学んでいただきました。


「知る。学ぶ。語る。」をテーマに開催した本イベントにおいて、学生の皆さんにはまず、デロイト トーマツ二重橋オフィスをオフィスツアーで巡ってもらい、コンサルタントの職場を実際に知ってもらうところからスタートしました。次に、Women in SAPが開発したビジネスボードゲームを通して、ビジネスの根幹であるバリューチェーンを楽しく学ぶだけではなく、バリューチェーンを裏で支えるERPなどのテクノロジーについても学習し、バリューチェーンをより最適化するためのテクノロジーソリューションについてグループディスカッションで議論を深めました。最後、現役コンサルタントとの懇親会では、コンサルタントのリアルな働き方について質問が次々と出たほか、学生からビジネスの未来像に対するアイディアが寄せられ、和気あいあいとした雰囲気で会話が進みました。

 

オフィスを「知る。」

トワイライトの輝きが増す時間帯でのオフィスツアーとなり、二重橋オフィスでは、白を基調とした開放的な来客フロアや17階からの夕焼けに染まる皇居、日比谷公園から新宿方面の緑地とビル群のコントラストを前に景色に見とれる学生も。デザイン性のあるフロアごとにそれぞれの特色があり、アテンドをする社職員の説明を聞いて「海外ドラマに出てくるオフィスみたい」といった声も上がり、実際にオフィスの中で働く社職員を見て回るのは初めてという学生も多く、この体験を通して自分が将来働く姿を想像しやすくなったという感想がありました。また、リモートワークの定着やフリーアドレス制の導入など、フレキシブルな働き方ができる点も学生にとって魅力的なようでした。

 

ビジネス×テクノロジーを「学ぶ。」

続いてのセッションでは、ビジネスボードゲームを通してビジネスの根幹である「バリューチェーン」について学びました。このビジネスボードゲームはWomen in SAPで開発したオリジナルのゲームで、主人公の女子大生が雑貨を輸入販売する会社を設立し、ビジネス展開を進めていくストーリーになっています。(ちなみに、企業3年目の主人公は、目標達成に向け邁進していきますが、様々な課題に直面し金欠になってしまうことも・・・(笑))ゲーム終了後は、バリューチェーンを通して直面した課題の内で改善したいものを各グループで1つ選び、自分だったらどこを改善したいか、どのようなテクノロジーがあればそれを実現できそうか、グループワークで議論しました。

企業のコアビジネスを支えるテクノロジーとしてERPが挙げられますが、ビジネスボードゲームはまさにこのERPの基礎を学習するものになります。学生の皆さんには、ERPの基礎を学ぶだけでなく、経営情報を集約・一元管理することが新たなイノベーションにつながることも知ってもらえたと思います。学生からは、テクノロジーと聞くとプログラミングをイメージして難しい印象を持っていたものの、ビジネスを考えるうえで不可欠な存在だと知ることができテクノロジーのイメージががらりと変わった、という嬉しい感想をいただくことができたセッションとなりました。

 

未来を「語る。」

最後の現役コンサルタントとの懇親会では予定時間をオーバーするほどの盛況で、「参加を通してテクノロジーに対する興味のレベルが上がった」という感想を得ることができ、「これからデジタルテクノロジーの世界で活躍してみたい」という視座を持っていただけたことが印象的でした。

 

今回デロイト トーマツ グループWomen in SAPとして初めてのイベントでしたが、ビジネスとテクノロジーを身近に感じてもらい、就職活動における新しい選択肢を提供することができたのではないかと思います。私たちはこれからも様々な活動を通し、女性達が将来の活躍の幅を広げるための支援を行って参ります。

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